2016年9月13日火曜日

適切な型による例外の再スロー

みなさん。 こんばんは。

今日は第1章「小さな言語使用の変更」の「適切な型による例外の再スロー」を読みました。

前日はマルチキャッチについて書きましたが、適切な型による例外の再スローは、

マルチキャッチを行わずにExceptionでキャッチして、再スロー出来るようになりました。

JavaSE6まではthrowsに記述した例外の型とthrowの例外の型が一致していないと

コンパイルエラーになっていましたが、JavaSE7以降はException型を適切な型に変換します

さっそくどんな内容かソースを見てみましょう。

// 適切な型による例外の再スロー
public void rethrowException(String exceptionName)
  throws FirstException, SecondException { // 何の例外をスローするか指定
    try {
      // ...
    }
    catch (Exception e) { // マルチキャッチを使わずにExceptionでキャッチ
      throw e; // コンパイラは FirstException または SecondException のインスタンスであると判断する
    }
  }

Project Coinではマルチキャッチを使わずにExceptionでキャッチして再スロー出来るので、

より簡潔な記述が出来ますね。

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